滋賀短大付対敦賀気比 マウンドに上がりジャンプする敦賀気比・五十子(撮影・藤尾明華)

<センバツ高校野球:敦賀気比15-0滋賀短大付>◇19日◇1回戦

5年連続出場の敦賀気比(福井)が15点を奪い滋賀短大付に大勝した。21年から続いていたセンバツ初戦の連敗を「4」でストップ。白星は16年以来9年ぶり。

打線が15安打で15点を奪った。1回、1死満塁から5番岩崎莉久外野手(3年)の適時打で2点を先制。その後も小刻みに加点。6回は2死走者無しから4安打を集め4点を奪った。続く7回も3安打に敵失も絡め5点を追加した。

守っては背番号10を付けた珍名右腕、五十子(いがっこ)李壱投手(2年)が好投。7回を3安打、毎回の9三振を奪い無失点に抑えた。130キロ台の直球とスライダーなどで緩急を付け滋賀短大打線を翻弄した。五十子は「名字由来net」によれば全国で780人(9488位)の珍名。

敦賀気比は2回戦で健大高崎(群馬)と対戦する。

初出場の滋賀学園は6失策と守備も乱れ大量失点。打線も初回の好機を生かせず完封負け。初勝利はならなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】敦賀気比が9年ぶり白星で春連敗ストップ 15-0で大勝 珍名2年生右腕も快投