カブス対ドジャース 力投するカブス先発の今永(撮影・浅見桂子)

<カブス1-4ドジャース>◇18日◇東京ドーム

カブス今永昇太投手(31)が、4回無安打4四球で無失点に封じた。2回無死からスミス、マンシーに連続四球を与えたがホームを踏ませず。痛打は1本も許さずに4回を投げきった。大谷翔平投手(30)は2打数ノーヒットに抑え込んだ。今永の一問一答は以下の通り。

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-ピッチング振り返って

いつもは失点も計算しながらマウンドに上がるんですけども、今日の登板に関しては無失点っていうことをかなりフォーカスして。球数を使いながらなんとか無失点に抑えられたらいいなと思いながら投げてました。

-無失点にフォーカスした理由と2回の連続四球からどうマインドリセットを

山本投手相手なので、1点取られると彼はすごく良くなってきますし。昨日の会見でもお話ししましたけど、彼は自分のチームを鼓舞できる投手なので。点を与えるってことは相手に流れが行くっていうことなので、そこは意識して。2回はランナーを出しましたけど、こんなもんだと思いながら。こんなうまくいくはずないという風なことも頭に入れていたので、あの回は本当たまたまですけど、無失点に抑えられてよかったです。

-大谷との対決は

鋭いスイングでしたし、本当に1番バッターで彼のような打者がいるっていうのは自分にとってタフだと思います。

-試合を終えてどんな感想か

まずは僕にとってのミッションは2つあると思っていて。まずはいいゲームをすることで、もう1つはこの試合にチームが勝利することっていうのが一番のミッションだったんですけども。1つはいいゲームをするということはできたと思うんですけども、もう1つの試合に勝つことができなかったので、これをアメリカに持ち帰ってまたチャレンジしたいなと思います。

-今日は4四球だった

フォアボールは出さないようには気を付けてるんですけども。昨年からそれはすごく意識してやってるんですけども。いつかずっとそうやって試合をやってる時に、フォアボールを出さないことが目的になってしまった時があったので。結果的にマンシー選手にフォアボールを出してしまいましたけど、おそらく勝負してたら打たれていたかもしれないっていう。そういうマインドでもあったので。彼と勝負しなくてよかった、次からまた頑張ればいいんじゃないかって、そういうマインドの切り替えをしました。

-ストレートの出来は

今日のストレートに関しては、もうすごく自分の中でも手応えもありましたし、これぐらいのまっすぐを最低ラインで保っておけば、いつでも自信を持って投げられるっていうことは勉強になったので。アメリカはすごく環境が、湿気があったり乾燥していたり、ボールが飛んだりっていういろんな環境はありますけども、いつでも今日くらいの最低ラインの真っすぐは投げたいなと思います。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 今永昇太が4回まで4四球もノーヒット無失点の粘投「こんなもんだと思いながら…」/一問一答