健大高崎対明徳義塾 5回裏、ブルペンに入る健大高崎・石垣(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:明徳義塾1-3健大高崎>◇18日◇1回戦

左脇腹痛で故障中の健大高崎(群馬)のエース石垣元気投手(3年)は5回からブルペン待機したが、最後まで出番は訪れなかった。

「(先発の)下重が崩れたらいくっていう感じだったので、準備はしっかりしていました」と振り返り、現在のコンディションは「日に日に回復していて、60、70%ぐらい。(痛みは)引いてきてはいるんですけど、全力では投げられないです」と冷静に受け止めた。続けて「1カ月ちょっと安静にしないと完全には投げられないって言われたんですけど、痛くても自分は投げられる体。ずっと投げたいなって思っています」と話した。

初戦を託された下重賢慎投手(3年)が1失点完投。熱戦を勝利に導いた仲間の頑張りに、石垣は「本当に刺激というか、うれしい気持ちです。いい状態に持っていって次は自分が完封、完投できれば」と意欲を見せた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】左脇腹痛の健大高崎・石垣元気「回復してるけど、まだ全力で投げられない」出番なし