ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(2025年3月14日撮影)

<開幕シリーズ:カブス-ドジャース>◇18日◇東京ドーム

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が、開幕戦(東京ドーム)を前に、試合前の公式記者会見に臨んだ。ロバーツ監督の一問一答は以下の通り。

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-本番を前に、今の気持ちは

開幕に向けての楽しみと期待感と、大きな気持ちで。ここ数日、ファンの興奮だったり楽しみだったり、選手が開幕戦に向けて気持ちが高ぶっていることをうれしく思います。

-山本選手のコンディションは、また山本にかけた言葉は

体も精神的な状態も素晴らしいと思います。素晴らしいピッチングをしてくれていると思うので、僕からは何も声はかけていません。

-山本投手と、カブスは今永投手の投げ合い。大リーグでは初めて開幕戦で日本人選手同士が投げ合う。どんな試合に期待したい

2人とも素晴らしいピッチャーなので、歴史的な機会になると思いますし、そう多く点は入らないだろうと予想しています。野球全体のスポーツとして、素晴らしい機会だと思っています。

--キケ・ヘルナンデスの存在感の大きさについて

キケは本当に独特の性格の持ち主で、クラブハウスではすごい冗談を交えながら、大きい舞台になると活躍してくれる選手はそういないので、彼は本当にチームにとって大きな存在です。

-キケが先発に入っている。今永投手との対戦が理由で入ったのか

ベッツの欠場によって、キケが先発で出るというのは迷いませんでした。去年のプレーオフで大きな活躍してくれましたし。

-ジャック・ドレイヤーがメジャーデビューの可能性がある。またパヘスが発の開幕スタメン

ジャックについては才能があって、特に左でパワーがある。右、左を打ち取れる。精神的にもベテランのような振る舞いをしてくれる。パヘスはメジャーに最初上がった時はすごくいい活躍をしてくれて、それから少し調子を落としましたが、今年のキャンプではいい状態で入ってきて、スタメンを勝ち取るっていう気持ちで入ってきたので、それも大きかったです。

-セカンド、センターのメンバーが未定だと話していたが、キャンプを終えて決まり始めたか

これからも流動的にやっていくつもりです。両ポジションとも、守れる選手が多くて。セカンドではエドマン、ロハス。センターも守れる選手がいるので、左、右とか決めつけずに流動的にやっていくつもりです。

-ベッツを帰国させると話していたが、その後は

ベッツ選手は昨日の昼間、夕方にかけて出発して、無事に米国に到着しました。彼にとって一番いいと思ったのは、いつものルーティンに戻って、回復に向けて、時間を過ごすことだと思います。

-開幕戦は大きな舞台

特に移動だったり、練習試合の中でいろいろある中で、これが本当の試合だということを意識して、各選手の気持ちの持ち方はそれぞれ違うと思いますけど、これが本番であることを意識してやりたい。

-この日本での開幕戦は、日本生まれの指揮官にとって特別。改めて今の思いは

私にとって大きな意味を持つ。母親は深夜まで起きて、観戦してくれると思う。日本人ピッチャー2人が投げ合うことは歴史的な機会ですし、素晴らしい機会だと思います。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 日本生まれのロバーツ監督、開幕で初の日本人の投げ合いに「歴史的な機会」「多く点は入らない」