佐々木麟太郎(2024撮影)

<米大学野球リーグ:スタンフォード大10-5デューク大>◇16日(日本時間17日)◇カリフォルニア州スタンフォード

高校通算140本塁打を誇るスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(19=花巻東)が16日(日本時間17日)、米大学野球リーグで2試合連続本塁打を放った。デューク大戦に「3番一塁」で出場。5-5の4回1死一、二塁、カウント1ボールからの2球目。右腕ゲーブの真ん中に入ってきた変化球を完璧に仕留めた。右中間への3号決勝3ランを見届けるとスタンドに向かって右手を掲げ、三塁ベースを回ると右手人さし指を唇に当て、上空を指さして喜びを表現した。

日本のホームランアーチストが、米国でも覚醒しはじめた。前日の同戦でリーグ戦1号を含む2本塁打。デビュー18試合中14試合で安打を記録し、17試合で出塁をマーク。この日の一発を放った際には、本塁で待ち受けていたチームメートの手にしていたヘルメットと、脱いだ自分のヘルメットで“ハイタッチ”。髪の毛をくしゃくしゃにされる手荒い祝福にも笑顔を見せるなど、異国での生活にも新しいチームにもうち解けてきている。

次戦は21日(同22日)、ライバルのカリフォルニア大バークリー校と対戦。チームを4連勝に導いた佐々木。3戦連発に期待だ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 佐々木麟太郎2戦連発の3号決勝3ラン ヘルメット“ハイタッチ”&髪くしゃくしゃの手荒い祝福