【センバツ】史上初２年連続で開会式司会を務める諫早高校放送部の古賀美希さん「責任重大」

開会式のリハーサルで司会をする諫早高校の古賀美希さん（撮影・上山淳一）

＜センバツ高校野球：開会式リハーサル＞◇17日◇甲子園

大会史上初となる2年連続で開会式の司会を務める諫早（長崎）の古賀美希さん（3年）が、リハーサルに臨んだ。第71回NHK杯全国高校放送コンテスト・アナウンス部門で2連覇を成し遂げ、再び大役を勝ち取った。吉報を聞き「もう幸せでしたね。『よかった～、やった～』っていう。その喜びが大きかったです。ほんとにうれしかったです」と目を輝かせた。

前回大会の司会と同様に、ハッキリと明瞭な声で甲子園に出場する高校の校名を読み上げ、本番に備えた。古賀さんは「今年は2年目なので、だいぶ心の余裕がありますね。でも、責任重大であることには変わりありませんので。この甲子園の雰囲気というものを肌身で感じながら、盛り上げられるように頑張っていきたいです」と意気込んだ。

すでに卒業式を終えており、4月からは大学に進学する予定で、これが高校生活最後の行事となる。「もう制服を着るのはこれが最後。高校生活の思い出も相まって、かなり個人的に感動的な行事になっています。放送部としての活動をここで締められるってことは本当に大きな経験ですし、本当にうれしく思っています。光栄です」と話した。