巨人対カブス 試合前、笑顔を見せるカブス鈴木(撮影・鈴木正人) 

<プレシーズンゲーム:巨人2-4カブス>◇16日◇東京ドーム

カブス鈴木誠也外野手(30)は巨人とのプレシーズンゲームに「3番DH」で出場し、3打数無安打、1四球だった。5回1死二、三塁のチャンスではスタンドから声援が飛んだが、左腕グリフィンの外角低めの球に見逃し三振。7回2死走者なしでは石川の緩い球にタイミングを外されて空振り三振し、思わず苦笑いが出た。

それでもチームの打線は、6安打ながらも効率よく点を取り4得点で勝利。球場入りする前には、鈴木がランチにチームメートたちにラーメンを振る舞い、みんなに力を与えた。同僚のターナー内野手がインスタグラムのストーリーズに投稿した画像には「フロム・シークレット・サンタ・セイヤ」のメッセージとともに、たっぷりの具が載ったボリュームたっぷりのラーメン。ターナーは日本語で「ありがとう」と感謝をつづっていた。

鈴木は「楽しかったです」と試合を振り返り、元同僚の丸との再会には「僕のことをすごい好きだと思うので、会えて良かったです」と笑顔。久々の巨人の応援については「カープのときからずっとジャイアンツの応援はすごい好きだったんで。ベンチにいてもすごく楽しかったです」と話した。

18日にはいよいよ開幕シリーズ。「時差ボケも良くなってきましたし、しっかりいい結果が出せるように頑張りたい」と気を引き締めた。【水次祥子】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 鈴木誠也「僕のことをすごい好きだと思うので、会えて良かった」元同僚・巨人丸との再会に笑顔