バイエルン伊藤洋輝は途中出場 冨安、谷口、町田を欠く日本代表ではフル稼働へ
<ブンデスリーガ:ウニオン・ベルリン1-1Bミュンヘン>◇15日◇第26節◇アン・デア・アルテン・フェルステライ
バイエルン・ミュンヘンの日本代表DF伊藤洋輝(25)はアウェーのウニオン・ベルリン戦に1-0の後半37分から左サイドバックの位置で出場した。
FWオリーセに代わってピッチに立ち、無失点で試合を締める役割を担ったが、その1分後に守護神ノイアーに代わって先発出場した21歳GKウルビヒのクロス処理のミスから失点。チームは1-1で引き分け、リーグ戦は2戦勝ちなしとなった。
伊藤は今季開幕前の昨年7月に中足骨を折り、復帰まで半年以上かかった。復帰後は公式戦7試合に出場し、そのうち先発は3試合だが、コンスタントに出場機会を得て既に初ゴールも記録している。
日本代表の最終ラインは負傷離脱中のDF冨安健洋(アーセナル)とDF谷口彰悟(シントトロイデン)だけでなく、DF町田浩樹(サンジロワーズ)も1週間前に負傷し、この日のベルギー1部リーグのゲンク戦を欠場した。
その穴を埋めるように伊藤が9カ月ぶりに代表復帰。勝てばワールドカップ出場が決まる20日のバーレーン戦では守備の要として期待がかかる。