左から浅野拓磨と大橋祐紀

欧州各リーグで15日、日本代表に選出されなかった2人のFWがゴールを決めた。

スペイン1部リーグではマジョルカのFW浅野拓磨(30)がホームのエスパニョール戦に先発し、今季2点目。0-1の後半20分に左からのクロスを頭で合わせた。同39分までプレーし、チームは試合終了間際に獲得したPKをFWムリキが決めて2-1で競り勝った。

浅野は昨季限りでボーフム(ドイツ)を退団し、スペインに新天地を求めた。負傷離脱もあって無得点が続いたが、2日のアラベス戦で移籍後初ゴールをマーク。この日も積極的にゴール前に進入し、チーム最多6本のシュートを放った。浅野の日本代表選出は昨年9月が最後となっている。

また、イングランド2部リーグでは、ブラックバーンのFW大橋祐紀(28)がホームのカーディフ戦に先発して1ゴール。0-1の前半16分、こちらも左からのクロスを頭で押し込んだ。昨年12月以来、今季公式戦7点目。だが、チームは後半28分に失点し、1-2で敗れた。

大橋は昨夏にJ1広島から移籍し、開幕から公式戦7試合5ゴールと好スタートを切った。同年10月には日本代表にも初めて選出された。続く11月の活動にも招集され、同15日のインドネシア戦で国際Aマッチデビューを果たした。今年1月1日のリーズ戦で負傷離脱したが、3月1日のノリッジ戦で復帰。前節8日のダービー戦ではアシストも記録した。

ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン戦(20日)とサウジアラビア戦(25日)に臨む日本代表は現時点で25人。通例の27人から2人少なくなっている。森保監督はコンディションを確認した上で2選手を追加招集し、27人で戦う方針を示していた。負傷を抱えるFW小川航基(NECナイメヘン)らが候補に挙がっており、週末の試合で判断するとしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 日本代表選外のFW2人がゴール 浅野拓磨&大橋祐紀ともに左クロスを頭で合わせる