イースタン・リーグ:日本ハム対ロッテ シートノックに参加するロッテ佐藤(撮影・黒須亮)

<ウエスタン・リーグ:日本ハム1-1ロッテ>◇15日◇鎌ケ谷

右足の指の骨折で離脱していたロッテ佐藤都志也捕手(27)が15日、イースタン・リーグの日本ハム戦(鎌ケ谷)で実戦復帰した。

「3番指名打者」で先発出場し、第1打席で左前打を放つなど4打数1安打。「悪くないかなと思ったんですけど、やっぱりちょっとしたズレがあるかなっていう感じなんで、実戦を積んでいく中で修正していきたい」と振り返った。「今日初めてアップから合流して、守備も全部できる感じではあるんですけど、まだDHかなと思います」と、回復具合を明かした。

2月13日の沖縄・石垣島での春季キャンプで、フリー打撃中に右足に自打球が当たり、右足第1指末節骨を骨折。佐藤は「こわいですね。各チームいっぱいけが人出てるんで、あの時でよかったなと思って、今やってます」。開幕に間に合い、一安心だ。

1軍オープン戦では寺地が5試合でスタメンマスクをかぶり、打率3割越えと開幕スタメンをおびやかす存在になりつつある。佐藤は「やるべきことをやろうと思ってます。自分もまたアピールしていかなきゃいけない。まだ席が空いてると思うんで、そこに食い込もうと思ってやっています」。頼れる正捕手の完全復活も近い。【星夏穂】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】骨折離脱の佐藤都志也が2軍で実戦復帰し4の1「まだDHかな」回復具合を明かす