安田悠馬

楽天の正捕手候補が長期離脱する見通しとなった。

石井GMは15日、安田悠馬捕手(25)が前日14日のDeNA戦で右手首付近を骨折したことを明かした。6回の打席でファウルを打った際に負傷したという。同GMは「この2カ月近くはちょっと難しいかなっていう部分なので、検査は再度もうちょっと詳しくやるんですけど、今分かっているのは右手の骨折というところですね」と説明。開幕は絶望的となった。

4年目の安田は「打てる捕手」として飛躍が期待されるホープ。昨季34試合の出場にとどまったが、長打力を武器に同94試合の太田、同68試合の石原と正捕手の座を争っていた。1軍の今季実戦では6試合に出場し、14打数7安打の打率5割と好成績を残していた。

復帰直後のアクシデントとなった。2月の沖縄キャンプ後、安田は中耳炎の手術を受けた影響でチームから一時離脱。約3週間ぶりの1軍戦となった14日の試合で負傷し、再離脱する。三木監督は「本人が一番悔しいと思う。現実的にこうなったんだから、そこはもう受け止めて早く復帰できるように進めてほしいし、元気でまた帰ってくるのを待ちたい」と話した。安田の長期離脱は楽天にとって大きな痛手となることは間違いない。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】正捕手候補が開幕絶望…安田悠馬が右手首付近骨折で長期離脱へ「2カ月近くは…」石井GM