【東京V】山見、綱島のゴールで名古屋に2-1逆転勝ち 待望の今季ホーム初勝利
<明治安田J1:東京V2-1名古屋>◇15日◇第6節◇味スタ
東京ヴェルディが今季ホームで初勝利を挙げた。FW山見、DF綱島のゴールで名古屋グランパスに2-1と逆転勝ち。今季2勝目(1分け3敗)で勝ち点7とした。
苦境を乗り越え、勝ち点3を手にした。前半21分に名古屋に先制点を許した。FW浅野のアーリークロスをMF稲垣がフリックし、左へ流れたボールをMF森島がフリーで受け左足でゴールを奪われた。
1点を追う展開となった中、前半24分には相手選手と競り合ったMF森田が足を痛めて倒れた。中盤のキーマンはいったんピッチに戻ったがプレー続行は難しく、同34分にMF平川と交代した。アクシデントも影響してか押し込まれる展開が続き前半を終えた。
巻き返しを狙い、後半開始から突破力が持ち味のFW山見を投入すると、この交代策が決まった。後半18分、自陣でのボールカットからFW染野が左前を走る山見へパス。ドリブルでゴール前まで運び、相手に寄せられる前に左足でシュート。セーブを試みたGK武田の脇下を抜けてゴールインとなった。1-1に追いついた。
さらに後半28分、右CKから山見がファーサイドへ大きなボールを送ると、DF綱島が遠めからヘディングシュート。滞空時間が長く孤を描いたボールは、ゴール右隅上に飛び込んだ。勝ち越し点となった。綱島は前節新潟戦(2-2)に続く2試合連続ゴールとなった。
敗れた名古屋は2分け4敗で今季初勝利はならなかった。