阪神対カブス 1回を3者凡退に仕留めた阪神先発の門別は梅野(右)に背中をやさしくたたかれる(撮影・小沢裕)

<プレシーズンゲーム:阪神3-0カブス>◇15日◇東京ドーム

5回パーフェクトピッチングを披露した阪神門別啓人投手(20)が、試合後の公式会見で充実の表情を見せた。「本当に楽しくてあっという間の時間でした。緊張感もなく、素直に楽しめたのでよかったです」。

初回から先頭のイアン・ハップを力で押し込み、右飛。続く2番鈴木誠也も強烈な打球ながら、中直に抑えた。2球で2死を奪い、3番カイル・タッカーも左飛に打ち取った。

5回で打者を1人も出すことなく無失点投球。それでも鈴木との対戦ではいい当たりも続けられた。「本当に守備陣のおかげでアウトになったけど、すべていい当たりだったので。それがすごいなと思いましたし、自分ももう1個、2個レベルを上げないといけないと感じました」。

快投を見せながらも刺激を感じた1日。満足せず、さらなる成長を誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】カブス相手に5回完全の門別啓人「本当に楽しくてあっという間の時間」さらなる成長誓う