吉田正尚の起用に影響必至…三塁譲らない発言のRソックス・ディバースが一転DH受け入れへ
三塁での出場にこだわると発言していたレッドソックスの主砲ラファエル・ディバース内野手(28)が、DHでの出場も受け入れる考えを明かしたと、14日(日本時間15日)までに複数の米メディアが伝えた。
レッドソックスは今オフ、アストロズからFAになったスター三塁手アレックス・ブレグマン(30)を3年1億2000万ドル(約180億円)で獲得。これにより守備に不安のあるディバースがDHに移るとみられていたが、ディバースは先月中旬の時点で「三塁が私のポジション。チームの構想がどうなっているかはわからないが、自分の考えは明確に伝えている」と、三塁は譲る気はないと話していた。
しかし、米メディア「アスレチック」によると、ディバースは以前の発言について申し訳なく思っており、数週間前にコーラ監督らと話し合ってDHで出場することを受け入れたという。MLB公式サイトは、ディバースが「言われたところならどこでもやる」と話したと伝えた。仮にディバースが今季DHで起用されることになれば、昨季DHで出場しオープン戦でもここまで全てDHで起用されている吉田正尚外野手(31)の起用方針にも大きく影響しそうだ。
ディバースは昨季138試合で打率2割7分2厘、28本塁打、83打点、OPS.871を記録し、7月には2年ぶり3度目のオールスター選出を果たした。オープン戦は右肩の故障のため出場がない。