【ソフトバンク】海野隆司は開幕絶望、左足痛め「あの痛がり方だったら厳しい」小久保裕紀監督
<オープン戦:ソフトバンク2-2日本ハム>◇14日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンク小久保裕紀監督(53)が、負傷交代した正捕手候補の海野隆司捕手(27)について言及した。7回裏の走塁中に右太もも裏を痛めて苦悶(くもん)の表情。指揮官は「あの痛がり方だったら厳しいでしょうね。もうおらんもんと思って次の手を考えています」と開幕は絶望だ。15日にも病院で正式な診断を受ける。代わって2軍降格となっていた渡辺陸捕手(24)が1軍に合流する。
海野は「8番捕手」でスタメン出場し、7回の第3打席で四球。1死一、二塁で二塁走者だったが、牧原大の左前打で三塁進塁した際に違和感を覚えた。代走には嶺井が送られた。
チームはアクシデントが続いている。9日ロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)では中堅の周東が、左翼の正木と衝突。大事には至らなかったが、腹部付近を強打した。11日巨人との同戦(長崎)では正三塁手の栗原が飛球を追いかけた際に三塁側フェンスに激突。右脇腹を負傷し、当面の間は別メニュー調整となっている。小久保監督は「いるメンバーでどうするかだけです」と話した。