【清水】蓮川壮大が4戦ぶり完封へ体張る「すごくいい選手」戦友・京都FW原大智を警戒
J1清水エスパルスDF蓮川壮大(26)が4戦ぶり完封へ体を張る。16日のホーム京都戦に備え、14日は静岡市内で調整。5試合を消化した今季、複数失点した試合は1度もないが、蓮川は「(直近3試合は)失点しているので満足はしていない。守備の選手としてはゼロに抑えることが大事」と表情を引き締めた。
負けたくない相手との対峙(たいじ)もモチベーションになっている。京都FW原大智(25)は中高時代の1学年後輩。東京の下部組織で共闘した戦友で「高さもあるし、質も高い。すごくいい選手なので自由にやらせないようにしたい」。試合ではマッチアップする可能性が高く、警戒する選手の1人に挙げた。
チームは前節G大阪戦で今季初黒星を喫した。流れの中から許した失点も今季初。攻撃陣も今季初の不発に終わった一戦から学ぶことは多かった。攻守での修正点はチーム内で共有し、次戦に生かす。京都の特徴も映像を使って分析済み。頼れる守備の要は「相手はアグレッシブにくるチームなので、個々のバトルが増えると思う。そこでは絶対に負けてはいけない」と力を込めた。【神谷亮磨】