ヤクルト対オリックス 先発登板するヤクルト石川(撮影・河田真司)

<オープン戦:ヤクルト-オリックス◇14日◇神宮

ヤクルト石川雅規投手(45)が5回5安打1失点と粘投した。

1回こそ2死から3連打で1点を失ったが、崩れなかった。ていねいに低めとコースをついた。「初回なんとか1点で粘れた。そこから今日の持ってるものを出して、なんとかゼロにできたのでよかった」と振り返った。本拠地・神宮での初のオープン戦となった一戦で、先発ローテ入りに前進した。

2回2死二塁では麦谷を外角低め121キロスライダー、4回1死二塁では宗を120キロシンカーで空振り三振に切った。球界最年長の左腕は「三振を取るピッチャーではないですけども、やはり三振を取りたい時に取れたっていうのが大きかった。シーズンに入っても、こういうピンチの時は三振を取れるように、低め低めを根気強くついていきたい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】45歳石川雅規5回1失点粘投で先発ローテ前進「持ってるものを出して、なんとか」