会見で答えるドジャース大谷(撮影・浅見桂子)

ドジャース大谷翔平投手(30)が14日、東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズを前に都内で記者会見に臨んだ。山本由伸投手(26)、佐々木朗希投手(23)とともに3人で出席し意気込みなどを語った。

【日本語での報道陣からの一問一答は以下の通り】

-大谷選手へ、日本へようこそ。お帰りなさい。ふるさと日本で開幕戦を戦う。今、どんな心境

本当に楽しみにしていますし、今はまずは時差ボケを直すことに専念したいなと思います。

-今年の目標は

まずはこのシリーズをいいものにしたいと思いますし、ここにいる2名もそうですけど、カブスにも今永さん、(鈴木)誠也が所属しているので、多くの日本人の活躍というのを日本人の方に見ていただけたらうれしいなと思います。

-日本人が5人いて、かつてない注目度。東京シリーズ、見る人にどういうものを感じてほしいか?

日本人の選手たち以外にも、それぞれの個性を持った世界を代表するような選手がプレーすると思うので、メジャーリーグの醍醐味(だいごみ)というかパワー、スピード、そういうところを純粋に楽しんでいただけたらうれしいんじゃないかなと思います。

-台湾からのメディアです。大谷選手はメジャーの開幕戦が今後、他のアジアで検討される場合、台湾は開催地として適しているとお考えでしょうか?

もちろん適していると個人的にそう思いますし、素晴らしい国の人たちの前で野球が出来るということはそれだけで素晴らしいことだと思うので。今回日本、去年は韓国でしたけど、このシリーズがいいものになれば、またそういった他の国での開催も盛り上がるのではないかと思うので、台湾の野球ファンの人たちの前で今後もしプレーする機会があれば、それは幸せなことだなと思っています。

-(台湾メディア)今回は日本、台湾、韓国から多くのファンが来ている。アジアのファンとアメリカのファンと違いを感じることはありますか

どの国のファンの人たちも、野球に対して熱い思いを持ってくれているのは変わらないことですし、ファンの人たちっていうのは、そういう人たちの前でプレーするというのは、選手としてこれ以上ない喜びだと思うので、国や人種問わず、自分たちがそういう人たちの前でプレーするというのを、かみしめたいと思います。

-開幕シリーズで実現する日本人対決に向けて

僕自身も久々に日本で、帰ってきたのも久々ですし、プレーするのも久々なので。そこで日本人の対決もすごく楽しみにしていますし、もちろん他の素晴らしい投手と対戦できることを楽しみにしています。

-開幕シリーズ、過去6度日本で行われたが、開幕戦で日本人が本塁打を打ったことがない。どれほどの価値を感じているか

打者にとって本塁打は最高の結果だと思うので、その結果が出せれば素直にうれしいですけど、まだ打順はもちろん決まっていないし、言われていないので、どこを打つか正確には分かっていないですけど、打順の仕事をしっかり出来れば。最大の目標は勝つことなので、そこに対しての自分の仕事が出来ればいいんじゃないかなと思います。

-たくさんの子どもたちも東京ドームに観戦に来て、メジャーリーグのスーパースターのプレーが見られる。このメジャーリーグの開幕戦が東京で行われる意味について。ご自身の思い出も含めて教えていただければ

さっきも言いましたけど、今回は日本で開催ですけど、アジアの国の人たちに、その他の国の人たちに楽しんでもらえたらうれしいなと思います。僕自身も東京ドームのプロ野球の試合の観戦が、最初の野球観戦なので、今回このような形でプレーできるのうれしく思います。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平「僕自身も最初のプロ野球観戦は東京ドーム。まずは時差ボケ直すことに専念」/一問一答