【EL】久保建英のＲソシエダード、退場者響きマンＵに大敗で16強敗退
＜UEFAヨーロッパリーグ（EL）：マンチェスターU4－1Rソシエダード＞◇13日（日本時間14日）◇ラウンド16第2戦◇オールド・トラフォード
日本代表MF久保建英（23）の所属するレアル・ソシエダード（スペイン）がマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）に1－4で大敗し、2試合合計2－5で敗退した。右サイドで先発した久保は1点ビハインドの後半31分まで出場。先制点の起点となるなど好プレーを披露したが、及ばなかった。
序盤から久保の積極性が目立った。開始2分にペナルティーエリア内でボールを受けるといきなり相手DFを股抜き。会場をわかせた。
同6分にはカウンターから持ち運び、右サイドバックのエルストンドに絶妙なスルーパスを供給すると、中央で構えたFWオヤルサバルが倒された。VARチェックの末、PKを獲得すると、エースが自ら決めて先制に成功。8強入りに向けて1歩リードした。
しかし直後に追いつかれる。同16分にPKから失点し、1－1のタイスコアで前半を折り返した。
後半は苦しい展開となった。5分に再びPKを献上し、相手MFブルーノ・フェルナンデスに決められてリードを許した。18分にはアランブルがピンチの場面で相手を倒して一発退場。数的不利での戦いを余儀なくされた。
防戦一方となり、同42分、追加タイムに失点を重ねて力尽きた。ブルーノ・フェルナンデスにはハットトリックを許した。
久保は前半27分にショートCKから鋭いシュートを放ったり、前半32分には絶妙なターンから相手を数人引き連れてドリブル突破を披露したりと存在感を発揮。ただ10人での戦いとなった後半は良い形でボールを呼び込めず、同31分に交代となった。
クラブは今季リーグ戦、EL、国王杯と3つの大会で過密日程が続いたが、国内の戦い2つに絞られた。16日にリーグ戦を終えると、代表ウイークに突入する。