大谷翔平VS長嶋茂雄氏が実現したら「打てるか分かりませんが(笑)」セコムCMで狙い球明かす
セコムは14日、ドジャース大谷翔平投手(30)と巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(89)が共演する新CMが15日から放送される前に、大谷からのメッセージと長嶋氏からのお返しのメッセージを公開した。
大谷は「長嶋茂雄さん、お久しぶりです。大谷です。この度、セコムさんのCMで共演させていただくということで、大変光栄に思っています。またこれからもお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いします」と語った。
大谷の言葉を受け取った長嶋氏は、返答のメッセージを送った。
大谷選手、
温かなメッセージをいただき有り難うございます。
シーズン中の活躍もさることながら、
日本全国の小学校へグローブのプレゼント、1月のロサンゼルス山火事で被災された方へ寄付をされるなど 球場外でも、野球を愛するファンをはじめの多くの方達に寄り添う姿は同じ野球人として誇りに思います。
そんな大谷選手と今回初めてSECOMさんのCMで共演、
そして“対決”までさせて頂けるとは、
私自身、喜びと興奮が入り交じっています。
大谷選手が私と対決した場合の決め球について話をされていたので、実際にバッターボックスに立った自分の姿を思い浮かべてみました。
打者長嶋茂雄としてどの球種を待つか。
…やはりストレートを狙いたいと思います。
ただ速いので打てるかどうかわかりませんが(笑)
CMをご覧になった方達も大谷選手と私の、対決の行方を楽しく想像して頂きたいですね。
そして、野球の素晴らしさを改めて感じて頂けたら、こんなに嬉しいことはありません。
最後に……
大谷選手、これからも多くの野球ファンの希望であり続けてください。
長嶋茂雄
大谷は長嶋氏との夢の共演企画を最初に聞かされたときのことを振り返り「嬉しかったですね」と心境を語った。「日本のプロ野球といえば長嶋茂雄さんだと思いますし、はじめてプロ野球の試合を見たのも東京ドームなので、ずっと看板もあった」と回顧。長嶋氏の印象について聞かれると「同世代の方よりも一回りも二回りも大きく、オーラがある」と圧倒されたエピソードを話した。
当時の長嶋氏と対決できるならの質問には「空振りを奪って、ヘルメットが落ちる様子をマウンドから見られたら最高」と回答し、決め球は直球のほかにもスプリットやフォーク系といった当時ないであろう球を投げて反応を見たい、と真剣勝負に一切の手抜きなしの対決を切望。映像で久々のマウンドに立った感触には「懐かしかった」と即答。「(マウンドに)長い間立っていないので、ようやく立てるなという思いもあります」と振り返った。