ロイヤルズのボビー・ウィット(AP)

<オープン戦:マリナーズ7-6ロイヤルズ>◇12日(日本時間13日)◇アリゾナ州ピオリア

昨季ア・リーグの首位打者に輝いたロイヤルズのボビー・ウィット内野手(24)が、マリナーズとのオープン戦で左手に死球を受け負傷交代した。

ウィットは「2番遊撃」で出場し、5回2死走者なしで迎えた第3打席。1ストライクから3番手右腕ムニョスが投じた95.9マイル(約154.3キロ)速球が左手を直撃。ウィットは右手で左手を押さえながら地面に片膝をつき、その後立ち上がってクワトラロ監督とトレーナーに付き添われてベンチに下がった。

MLB公式サイトのアン・ロジャーズ記者によると、同監督はウィットについて「最初は指の感覚がなくなったと言っていたが、徐々に戻ってきたと言っていた。念のためレントゲンを撮る」と、検査を行うと明かした。

ウィットは22年にデビューし、23年に30本塁打、49盗塁を記録。昨季はリーグトップの打率3割3分2厘、32本塁打、31盗塁、OPS.977をマークして2年連続の「30ー30」を達成。オールスターに初選出され、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を受賞した。MVP投票ではヤンキースのジャッジに続いて2位だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 昨季首位打者のロイヤルズ・ウィット、左手に死球を受け交代 監督「念のためレントゲンを撮る」