フリーマンが豪快なセンターオーバーの先制二塁打 右足首の手術明けもオープン戦3本塁打と好調
<オープン戦:ドジャース-ダイヤモンドバックス>◇10日(日本時間11日)◇アリゾナ州グレンデール
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が、先制の2点適時二塁打を放った。
「3番一塁」でスタメン出場すると、1回無死一、三塁の好機で右腕カーティスの直球を捉え、先制の中越え2点適時二塁打とした。フリーマンは本塁打を確信していたが、フェンスオーバーまではあと一伸び足りなかった。
オープン戦出場は8試合目。試合前時点で20打数5安打3本塁打をマークしている。
フリーマンは昨季、三男マックス君のギラン・バレー症候群での入院や、自身も右足首の捻挫などに苦しみながらも147試合で打率2割8分2厘で22本塁打。右足首を痛めながら強行出場したワールドシリーズ(WS)第1戦では、2-3の9回2死満塁から右翼席へ逆転サヨナラ満塁弾を放った。同シリーズでは4試合連続本塁打をマークするなど大活躍し、MVPを獲得した。
オフには右足首を手術。2月27日(同28日)のロッキーズ戦で、オープン戦に初出場し3打数1安打。「(右足首の状態は)とてもいい感じだ。左足と同じような感覚であればいいけど、最初の試合だからね」と話した。実績復帰を果たし、これから見据えるのは3月17、18日に日本開催のカブスとの開幕シリーズ(東京ドーム)だ。「日本での開幕シリーズまでに30打席くらい立てればと思っているよ」と今後の調整について語った上で、「楽しみだね。ショウヘイ、ヨシ(山本由伸)、ロウキ(佐々木)がいて、カブスにはショウタ(今永)、セイヤ(鈴木)がいて。日本、東京の素晴らしさをいろいろ聞いているし、とても楽しみだし、楽しくなるよ」と胸を高鳴らせた。