菅野智之３回パーフェクト初勝利を監督も絶賛「スプリットも本当に良かった。本当にシャープ」

菅野智之（2025年1月撮影）

＜オープン戦：オリオールズ4－3ツインズ＞◇9日（日本時間10日）◇フロリダ州サラソタ

オリオールズ菅野智之投手（35）がツインズ戦に先発し、3回をパーフェクトに抑えオープン戦初勝利を挙げた。46球中ストライクは29球で5奪三振。オープン戦はここまで3試合で計7回を投げ1勝0敗1ホールド、4安打無失点、2四球7三振で防御率0・00となった。

菅野は初回、先頭ウォルナーを空振り三振、昨季21本塁打の2番ジェファーズを右飛、3番ミランダを中飛に打ち取る完璧な立ち上がり。2回は2三振を奪って3者凡退。そして3回は7番リーを中飛、8番カージーを見逃し三振に仕留め、最後は昨季DeNAでもプレーしたマイナー契約の9番フォードを見逃し三振に仕留めた。

地元テレビ局「MASN」によると、一塁手オハーンは菅野の投球について「素晴らしかった。たくさんストライクを投げていたし、テンポも良くて守りやすかった。球も私が思っていたより速い。とても楽しみ」と称賛。ハイド監督も「左右どちらの打者相手でも速球の制球が素晴らしかった。スプリットも本当に良かった。3イニングを通してカウントを有利に進めていた。速球に伸びがあったし、彼は本当にシャープだった」と絶賛した。