スポルティング守田英正けがから復帰 途中出場でPK獲得「重要だった」と指揮官もたたえる
<ポルトガルリーグ:カザピア1-3スポルティング>◇9日◇第25節◇リスボン
スポルティングのMF守田英正(29)がけがから復帰し、アウェーのカザピア戦で後半18分から出場した。試合は3-1で快勝した。
日本代表の主力ボランチが13日の招集メンバー発表前に復帰を果たした。2月11日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)ドルトムント戦以来、1カ月ぶりの出場。今季はけがを繰り返していたが、その復帰はワールドカップ(W杯)アジア最終予選(20日バーレーン戦、25日サウジアラビア戦)で8大会連続の本大会出場を目指す日本代表にとっても朗報だ。
試合はエースFWギェケレシュのゴールなどで2点を先行したが、前半終了間際にオウンゴールで失点。守田は流れが悪かった後半18分からピッチに立った。すると同32分にPKを獲得し、それをギェケレシュが落ち着いてGKの逆を突いて勝ちきった。
ポルトガルのスポーツ紙「ボラ」によると、ルイ・ボルジェス監督は試合後の記者会見で、守田の投入で試合の流れが一変したか、という質問に「確かにそれは重要だった」と返答。同じく交代出場したFWカタモとともに「彼らは試合を落ち着かせ、ボール保持率を高める上で重要だった」と語った。