日本選手3人フル出場のSランスが泥沼6連敗 中村敬斗「残り9試合、あきらめずに戦っていく」
<フランスリーグ:スタッド・ランス0-2オセール>◇9日◇第25節◇スタッド・オーギュスト・デローヌ
日本選手3人がフル出場したスタッド・ランスはホームでオセールに0-2で敗れ、6連敗を喫した。リーグ戦では昨年11月のルアーブル戦(3-0)から白星がなく、14戦勝ちなしとなった。
32歳の誕生日だったFW伊東純也、FW中村敬斗(24)、DF関根大輝(22)がそろって先発。前半5分、中村が左サイドから仕掛けてクロスを送り、そこに伊東が頭で合わせたが、相手GKの好セーブに阻まれた。序盤の決定機を逃したチームは前半15分にCKから失点。同24分にもMFテウマがボールを奪われ、カウンターから追加点を許した。
2点を追いかけるスタッド・ランスは後半11分に中村がゴール正面のFKを右足で直接狙ったが、シュートは枠外。同30分過ぎにもゴール前に入った伊東が左足で立て続けにシュートを放ったが、これも相手GKの好守に防がれた。その後も中村と伊東の連係でゴールに迫り、チームとして計17本のシュートを放ちながら無得点に終わった。
25試合を消化して勝ち点22の15位で、自動降格圏となる17位サンテティエンヌとは勝ち点2差。中村は試合後のインタビューで「長い間、勝てなくてファン、サポーターに謝りたい。残り9試合、あきらめずに戦っていく」と前を向いた。
なお、オセールのFWオナイウ阿道(29)は後半29分から出場した。