上原浩治氏(2024年8月撮影)

上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)が、「雨柳さん」のパワーに目を丸くしていた。9日、能見篤史氏(45)とともにTBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。番組内では上原氏が、阪神からフィリーズに移籍した青柳晃洋投手(31)が練習するキャンプ地のフロリダに行く動画が公開された。温暖で雨が少ないといわれるフロリダの地だったが、その日はあいにくの雨。その中で行われたインタビューだった。

上原氏が日本とメジャーとの球の違いについて尋ねると、青柳は「日本より滑る、スライダーは抜けちゃうことが多い。でも、ちゃんとかかった時は素晴らしい変化するので、日本よりもボールは動くなと思います」と話した。メジャーでは希少なサイドスロー。「フィリーズの先発の人で言えば、上投げの人しかいないので。基本的にはリリーバーとして考えられていると思うので、上の後にアームアングルが変わるということで、そこを生かしながら活躍できるように」と先を見据えた。

マイナー契約から、メジャー契約を目指す。「日本では先発でしたけど、リリーフとしてもロングでも敗戦処理でも何でもいくってことで来ているので、メジャーに上がったらそこにしがみついて、シーズン最後はメジャーで終われるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

青柳といえば、阪神時代から登板する日に雨天が多く、付いた名は「雨柳さん」。上原氏が「そんなに雨男なんですか?」と問うと、能見氏は「雨男ですよ! びっくりするくらい」と食い気味で返した。上原氏は「この日は、試合じゃなかったんですよ…。取材行きますってピンポイントで行ったら、その日が雨で。練習中止です」と笑うしかなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 上原浩治氏、噂の「雨柳さん」に驚き 雨天の少ないフロリダでも「その日が雨で。練習中止です」