リバプール遠藤航(ロイター)

<プレミアリーグ:リバプール3-1サウサンプトン>◇8日◇第28節◇アンフィールド

首位リバプールはホームで最下位のサウサンプトンに3-1で勝ち、リーグ25戦負けなしで勝ち点を70に伸ばした。MF遠藤航(32)は2-1の後半36分から出場。サウサンプトンのDF菅原由勢は後半19分から出場したが、試合終盤にPKを献上した。

リバプールは前半終了間際にDFファンダイクとGKアリソンの連係ミスから失点。だが、後半開始から3人を入れ替えて反撃した。後半6分にリーグ戦12試合ぶりの先発となったFWヌニェスが、FWルイス・ディアスの左からの折り返しを合わせて同点。その直後にヌニェスがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得し、9分にFWサラーが冷静に仕留めて逆転に成功した。

後半19分からサウサンプトンの菅原がピッチに立ったが、同36分にリバプールは遠藤を投入して「勝利の方程式」。すると後半40分過ぎ、菅原がルイス・ディアスとの競り合いの際にペナルティーエリア内でハンドの反則。首位チームはこのPKを再びサラーが決めてリードを広げた。

エースのサラーは今季得点ランキング首位独走の27ゴール目。プレミアリーグ歴代5位タイの通算184点目で、マンチェスター・シティーで活躍した元アルゼンチン代表FWアグエロの記録に並んだ。

チームも2試合未消化の2位アーセナルとの勝ち点差を16とし、5シーズンぶりのリーグ制覇に大きく前進。それでもスロット監督は「今は16ポイント差だが、(次節4月2日に)エバートンと対戦する頃には(アーセナルが3連勝して)7ポイント差に縮まる可能性がある」と気を引き締めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 首位リバプールが最下位セインツに3-1「勝利の方程式」遠藤航は途中出場、菅原由勢はPK献上