クリスタルパレス鎌田大地(ロイター)

<プレミアリーグ:クリスタルパレス1-0イプスウィッチ>◇8日◇第28節◇セルハースト・パーク

クリスタルパレスのMF鎌田大地(28)はホームのイプスウィッチ戦に後半27分から出場した。同37分にFWイスマイラ・サールの先制点に関与。チームは1-0で勝って今季初の3連勝を飾った。

1週間前のFA杯5回戦のミルウォール戦で相手GKに顔面を蹴られ、25針を縫うけがを負ったFWマテタが欠場。その1トップにエンケティアが入り、2シャドーにエゼとサールが並んだ。だが、今季12ゴールのエースFWを欠いたチームは決め手を欠いた。

後半27分、クリスタルパレスはエンケティアに代えて鎌田を投入。サールが最前線に上がり、鎌田はエゼとともにシャドーの位置に入った。すると同37分、MFウォートンの縦パスを受けた鎌田がサールとのワンツーでペナルティーエリア手前に進入。そこで相手と交錯したが、ボールはサールにつながり、一気に抜け出したサールが右足で浮かせてネットを揺らした。

その後のゴールセレブレーションはマテタと同じ。サールがコーナーフラッグを蹴り上げると同時に、ホームのサポーターは一斉に「ブーン」と歓声を上げた。殊勲のサールは試合後「もちろん、マテタのためにやった。彼は私の仲間だ」と言った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 クリスタルパレス3連勝、FWサールが負傷欠場マテタに「ブーン」その決勝点に鎌田大地が関与