3月5日 ACL2広島対ライオン・シティー 後半、5点目を決め喜ぶ広島ヴァレール・ジェルマン(中央)

アジア・サッカー連盟(AFC)は8日、サンフレッチェ広島が出場した5日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)下位大会、ACL2の準々決勝第1戦ライオン・シティー・セーラーズ(シンガポール)戦の結果を6-1から0-3に変更したと発表した。

AFCによると、出場停止中で資格のないFWジェルマンが広島から出場していたため。没収試合となった。

広島も公式サイトで声明を発表。「ヴァレール・ジェルマン選手が試合に出場したことについて、AFCより懲罰処分を受けましたので、ご報告いたします」と経緯を説明した。

◆対象事案

ヴァレール・ジェルマン選手は、24年3月11日にAFC規律・倫理委員会により決定されたAFCクラブ競技会における3試合の出場停止処分の未消化により出場資格を有さないにもかかわらず、3月5日(水)AFCチャンピオンズリーグ2の2024/25ノックアウトステージ準々決勝第1戦ライオン・シティ・セーラーズ戦に出場した

◆懲罰内容

・ACL2ノックアウトステージ準々決勝第1戦ライオン・シティー戦を没収試合(0-3の敗戦)として扱う

・罰金1000ドル(約15万円)

・準々決勝における参加報酬16万ドルのうち8万ドルの支払いを行わない

◆広島コメント

今回の事案について確認が不十分であったため、出場停止対象者を出場させてしまったことについて、皆さまに多大なご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。

今後このような事態が起きぬよう、再発防止に努めるとともに、関係各所と連携して取り組んでまいります。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ACL2】広島「深くおわび」資格ない選手が出場で没収試合、準々決勝6-1→0-3敗戦に