【広島】森下暢仁、自身初の開幕投手へ順調「もっといいものを出せるように」初実戦で3回1失点
<オープン戦:広島-ヤクルト>◇8日◇マツダスタジアム
開幕投手を務める広島森下暢仁投手(27)が今季初実戦に臨み、3回を4安打1失点で投げ終えた。
立ち上がりは3者凡退。2安打を許した2回も無失点で切り抜けたが、3回は1死一塁で西川にファウルで粘られ、10球目の145キロストレートを右中間に運ばれて1点を失った。なおも1死二塁とピンチは続くも、サンタナ、村上をともに内野ゴロに打ち取った。
森下は「(打者への)初球、全部変化球で投げたいと思ったので、投げて、カウントしっかり取っていけるようにと思ったんですけど、だいたいボールだったので、そのあたりはまたやりたいなと思う。どの球種でも初球からストライクを取っていけるようにしたい」と実戦初登板の試みを説明。西川に適時二塁打を許した打席も「最後打たれましたけど、もう少し内側だったら見逃してくれていたのかな思いますし、ちょっと最後の球は弱くなって打たれてしまったので、ああいう場面で1つアウトにして、ランナー二塁だったり、最低限のことをしないといけないと感じた」と課題も実感した。
自身初の開幕投手に向け「登板数も少なくなってくるので、その中でもっといいものを出せるようにやりたい」と仕上げていく。