大谷翔平の兄でトヨタ自動車東日本の龍太監督「東北と岩手が盛り上がる力になれるのはうれしい」
＜JABA東京大会：トヨタ自動車東日本3－1茨城トヨペット＞◇8日◇神奈川・等々力球場
ドジャース大谷翔平投手の兄・龍太監督（36）が率いるトヨタ自動車東日本が、白星発進した。試合後の一問一答は以下の通り
－今日の試合展開で感じた難しさは
ピッチャーのところですね。今日の出来をみても。、正直替えれなかったので。初戦というところや気温との兼ね合いで、正直あんまり長いイニングはどうかなっていうふうに思ってたんですけれども、中里には申し訳ないけど「いけるところまでいくぞ」という話はしてました。正直けが人とかも出てくるので、いろいろ兼ね合いがあるんですけども、そこはちょっと難しいかなと思ってます。
－最年長の中里に初戦を託した理由は
去年ぐらいからすごく安定感が出てきていました。もともといいボールを投げていましたけど、あんまり投げてみないとわからないっていうようなタイプだったんですけど、去年ぐらいからドッシリと1試合を任せられるピッチャーになってきましたので。監督になって初戦決まった段階で中里でいくっていうのはもう決めてたので。そこに迷いはなかったですね。
－岩手にとっても明るい話題
こうやって取り上げていただけるので、それだけで東北と岩手が盛り上がる材料にはなると思うので、そういった力になれているということはすごくうれしく思っています。
－弟へのエールは
弟へのですか？
－はい
彼はもう自分でもうなんだかんだできると思いますので、まずはけがしないで投げてる姿みたいなっていうところだけですね。
ーちなみに監督は犬は飼っていますか
私は飼ってないですね
－決勝トーナメントは3月11日を予定している
震災の次の年にできたチームですので、そういった意味ではすごく意味のある日だと思うので。何とかそこにまずは残ってですね、試合ができるように、元気な姿を見せるようにやっていきたいと思ってます。
－ドジャースの開幕戦は行くんですか
私は行かないです。
ーテレビですか
はい
◆トヨタ自動車東日本野球部 12年春、関東自動車工業野球部として岩手県野球連盟に登録された。静岡県で活動していた関東自動車工業野球部は05年に休部したが、12年春に岩手工場がある金ケ崎町で復活し、四国ILでプレーしていた大谷龍太ら選手13人でスタートした。12年夏にはトヨタグループ2社との統合によりトヨタ自動車東日本となった。18年に都市対抗出場。出身のプロ野球選手は13年西武ドラフト5位の山口嵩之投手。本社所在地は宮城・大衡村。金ケ崎町には岩手工場、グラウンド、合宿所がある。