藤浪晋太郎(2025年2月撮影)

<オープン戦:ドジャース-マリナーズ>◇7日(日本時間8日)◇アリゾナ州ピオリア

マリナーズとマイナー契約を結んだ藤浪晋太郎投手(30)が、ピンチを招きながら1イニングを無失点に抑えた。

0-5の8回から登板。先頭ニューウェルを2ボールからツーシームで遊ゴロに打ち取ると、続くフェデュシアも97マイル(約156キロ)のツーシームで一ゴロに打ち取った。

2死からはヤングに死球、ラッシングに四球で2死一、二塁とピンチを招いたが、ブラーチョをカウント2-2から外角低めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。この日の最速は97マイル(約156キロ)だった。

2年ぶりのメジャー昇格を目指す藤浪は、今季オープン戦4試合目の登板。失点は2月27日(同28日)のジャイアンツ戦で喫した4失点だけで、計3回2/3を2安打6四死球4失点4三振。防御率は9・82としている。

米経済誌フォーブス電子版は4日付で藤浪を特集。同誌は「彼は100マイル(約161キロ)を投げられるため、米国ではいまだにトッププロスペクト(超有望株)と考えられている」とし「日本の永遠のプロスペクト」と表現。「マリナーズは彼の才能を評価しており、宝石箱を開けるための鍵を探し当てたいと望んでいる」とした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 藤浪晋太郎、ドジャース戦で1イニング2四死球も無失点 大谷翔平、フリーマンら主力は欠場