阪神対DeNA 力投する阪神4番手の木下(撮影・前田充)

<オープン戦:阪神6-0DeNA>◇7日◇甲子園

阪神ドラフト3位木下里都投手(24=KMGホールディングス)が、3者凡退で完璧な甲子園デビューを飾った。

6-0の8回にマウンドへ。先頭蝦名をツーシームで遊ゴロに打ち取ると、井上をも一ゴロ。最後は加藤をカットボールで空振り三振に仕留めた。「めちゃくちゃ緊張しましたよ。内心震えてました」と振り返るも、冷静な投球で無失点。「今日は本当に自分のピッチングができたなっていう感覚があった」。手応えを得て、次戦も好投を誓った。

▽阪神梅野(福岡大の後輩木下を好リード)「なんとか抑えたいというお互いの気持ちで、しっかり三振取れて良かったと思う。本当にナイスピッチングでした。(代打安打は)取り組んでいることを出そうと思った結果がいい形になった」

▽阪神町田(9回守備から途中出場し初の甲子園でプレー)「小さい時から夢見たところに自分が今立てているんだなと実感が湧いた。すごくうれしい気持ちになった。公式戦でスタメンマスクで出られるように、もっともっと長いイニング出られるように頑張りたい」

▽阪神早川(7回に甲子園デビュー。2死満塁のピンチも無失点)「予定は2イニングだったんですけど、球数がかさんで1イニングなってしまったのが悔しい。投げて課題も見つかりましたし、本当に今後にはプラスにしかならない」

▽阪神門別(開幕ローテ入りを目指して8日DeNAとのオープン戦に先発4イニング登板予定)「(DeNA打線は)めっちゃいいなと思う。打たれる打たれないより、やりたいことができれば。真っすぐが軸になるが、変化球で打たせて取るのが理想」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】ドラ3木下里都、3者凡退で完璧な甲子園デビュー「めちゃくちゃ緊張」先輩梅野も賞賛