JALからの出発セレモニーで送り出される東海大札幌の選手ら(撮影・保坂果那)

<センバツ高校野球:組み合わせ抽選会>◇7日

第97回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われ、東海大札幌が大会第6日の23日に日本航空石川と対戦することが決まった。出場32校最後の登場は、準優勝だった前回出場の15年と同じ。縁起がいい日程で、10年前のように決勝へ駆け上がる。

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10年ぶりにセンバツに出場する東海大札幌ナインが7日、大阪入りした。大阪市内での組み合わせ抽選会に出席した山口主将をのぞく選手30人が新千歳空港から出発。最速144キロの左腕エース矢吹太寛投手(3年)は「すごくワクワクしている」と高揚感を口にした。

機内持ち込みの荷物の中には、甲子園用に新調したグラブがあった。黒地にピンク色のステッチが映えるデザイン。「進む我らに勝利あり」の刺しゅう入りだ。校歌の4番の最後の歌詞を引用した。試合で勝った時に歌う校歌は1番だが、その先には刺しゅうのフレーズが待つ。

甲子園で勝利の校歌を歌う準備はできている。3月に入ってから142キロも投げており「いい感じに上がってきている。目の前の一戦に集中して日本一を取りたい」と意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】東海大札幌・矢吹太寛ワクワク「進む我らに勝利あり」の刺しゅうグラブと大阪入り