【センバツ】健大高崎・青柳監督「本当に１番したくない相手」初戦で難敵・明徳義塾と対戦

5番の番号札を読み上げる健大高崎・加藤主将（撮影・白石智彦）

＜センバツ高校野球：組み合わせ抽選会＞◇7日

第97回選抜高校野球大会（18日開幕、甲子園）の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われた。

初戦屈指の好カードと言っていい。史上4校目の連覇を狙う健大高崎が、いきなり難敵に挑むことになった。大会初日の第3試合で、馬淵史郎監督（69）率いる明徳義塾との対戦が決まった。史上4位の甲子園通算55勝を誇る知将相手とあって、青柳博文監督（52）は「非常にびっくりして。本当にちょっと1番したくない相手」と苦笑いを浮かべた。「高校野球を引っ張ってきた方で、本当に緻密な野球をする」と、試合巧者ぶりを警戒した。

ロースコアのゲームを予想し「あんまり点は取れないと思います。3点勝負。それが限度だと思います」。命運を握る先発には、最速158キロを誇るエース右腕の石垣元気（3年）、あるいは昨夏の甲子園を経験した左腕の下重賢慎投手（3年）を起用する方針。「選手たちを信じて、できることやっていく」と準備を急ぐ。