【阪神】工藤泰成の支配下発表に藤川監督「前から首脳陣で話していた」背番号24の理由も明かす
阪神は7日、育成ドラフト1位の工藤泰成投手(23=四国IL徳島)と支配下契約を結んだと発表した。背番号は「127」から「24」に変更される。
前日6日の球団激励会のあいさつで、藤川球児監督(44)が「今日は新たな発表があります。新たに支配下選手1人、誕生します。工藤泰成!」と明かしていた。
この日のDeNA戦(甲子園)前に取材に応じた藤川監督は「しばらく前から首脳陣の中では話はしているんですけど」と決定に至った経緯を説明。「スタートラインに立つ必要があるというか、あまり遅らせるとパワー系のピッチャーなので出力上げ過ぎで故障につながってもダメなので。できるだけ早く支配下で入れてなじませたかったところですけど、球団も早く動いてくれてスムーズにできた」と話した。
最速159キロ右腕は、今春の実戦で4試合連続無失点。「他の選手の刺激になりますし、彼はブルペンに入る予定ですけど」と強力リリーフ陣に割って入る存在として期待した。
背番号は、野手が背負うことの多かった「24」に決定。「マウンドに立った時に僕も30番、92番、22番、18番もつけましたけど、やっぱり90番台とでは違いますからね、相手に与える威圧感、影響というのは。彼が新しく作っていってくれればなと」と話した。