【センバツ】ラスト1枠滑り込みの山梨学院は天理との名門対決 2年ぶり大会制覇へいきなり強敵
<センバツ高校野球:組み合わせ抽選会>◇7日
第97回センバツ高校野球大会(3月18日~30日、甲子園)の組み合わせ抽選会が行われ、2年ぶりの大会制覇を狙う山梨学院は3日目の20日、第2試合で天理(奈良)との対戦が決まった。4年連続のセンバツとなる。
昨秋の県大会を制し、同大会4連覇。関東大会初戦で東海大相模(神奈川)を6-5、準々決勝で千葉黎明(千葉)に2-5で敗れた。同大会を制した横浜(神奈川)が神宮大会で優勝したことにより、「神宮大会枠」が関東地区に割り当てられ、山梨学院が最後の1枠で滑り込んだ。
チームの大黒柱は、投打で期待される身長194センチの菰田陽生(こもだ・はるき)投手兼内野手(2年)。投げては最速146キロの本格派で、打っては6日時点で高校通算6本塁打を放っている。大会では主に一塁を守ることを想定しながら、投手起用も視野に入れて準備する。
◆山梨学院 1956年(昭31)創立の私立校。普通科に特進コース、進学コースがあり、生徒数は1200人(女子459人)。野球部は57年創部。部員数63人。甲子園は春が8度目、夏は10度。一昨年春に山梨県勢初の全国制覇を達成。主な卒業生は元広島苫米地鉄人、元巨人松本哲也、元ソフトバンク明石健志、日本ハム宮崎一樹ら。所在地は甲府市酒折3の3の1。