【欧州L】久保建英は「チャンスはほとんど作れなかったが、粘り強さは注目に値する」地元紙寸評
<UEFAヨーロッパリーグ(EL):Rソシエダード1-1マンチェスターU>◇6日(日本時間7日)◇ラウンド16第1戦◇レアレ・アリーナ
【サンセバスチャン(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの地元紙は、マンチェスター・ユナイテッド戦で先発出場した日本代表MF久保建英(23)について「チャンスはほとんど作れなかったが、彼の粘り強さは注目に値する」とその頑張りを評価した。
Rソシエダードは6日にマンチェスターUと対戦。後半開始後にリードを許す厳しい展開の中、オヤルサバルのPKで追いつき、1-1で引き分けた。
週末のバルセロナ戦を出場停止で欠場した久保は、4-3-3の右ウイングでフル出場。前半はクロスやセットプレーでチャンスメイクを狙い、後半22分に蹴ったCKがPK獲得の起点となった。
クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について「できる限りのことをやるも、マンチェスター・ユナイテッドのシステムは彼にあまり有利に働かなかった。チャンスはほとんど作れなかったが、彼の粘り強さは注目に値する。決して諦めることがない」と評し、5点(最高10点)をつけた。
同紙はスチッチをMVPに挙げて6点をつけた。その他、ブライス・メンデスとオヤルサバルが同じ6点、続いて、バレネチェアが久保と並ぶ5点、レミーロ、エルストンド、スベルディア、アゲルド、アイエン・ムニョス、トゥリエンテスがチームワーストの4点。アランブル、パブロ・マリン、オスカルソン、ベッカー、オラサガスティは採点なしとなった。
Rソシエダードはこの後、中2日の9日にホームで行われるスペインリーグ第27節でセビリアと対戦し、13日に準々決勝進出を懸け、マンチェスターUとアウェーで戦う。