ロッテ対広島 広島先発の床田(撮影・小沢裕)

<オープン戦:ロッテ4-0広島>◇6日◇ZOZOマリン

広島床田寛樹投手(30)が実戦初登板となったロッテとのオープン戦初登板を2回1安打無失点にまとめた。

1回2死からロッテ西川に右翼線への二塁打を打たれたが、続く4番ポランコをスライダーで二ゴロに斬った。2回は3者凡退。予定の2イニングを投げ終え「バランスよく、全部の球種を使って投げられた」と振り返った。

特に変化球の精度が良く、オフから新たに習得を目指してきたスライダーに手応えを得た。オフから握りを試行錯誤してきた球種に「引っかいたりはありましたけど、握りもこれでいこうと思えた。あとは全部の球種を底上げできればなと思います」と使えるめどが立った。それでもシーズンへ向けて課題も口にする。「変化球を生かすためには真っすぐだと思うので、もう少しスピードを上げていけるように」。今後の調整や登板では、直球の球速、球質向上を求めていく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】床田寛樹「握りもこれでいこう」新球種スライダーに手応え 実戦初登板で2回無失点