渋谷に大谷翔平グッズ満載のMLB公式ストア開店 100人が行列 転売目的とみられる人物も
米大リーグ公式戦の日本開幕シリーズ(3月18、19日、カブス-ドジャース=東京ドーム)を記念した公式グッズストアが6日、東京・渋谷の宮下公園にオープンした。午前11時の開場を前に約100人が並び、オープンと同時にビーチバレーコート上に設置された店舗は、限定野球カードの転売目的とみられる人物もおり、あっという間にごった返した。
ドジャース大谷翔平投手、山本由伸投手、カブス今永昇太投手、鈴木誠也外野手らのグッズを豊富に取りそろえ、ロッカー室を模したスペースもしつらえられている。ファナティクス・ジャパン合同会社の川名正憲代表は「昨年の韓国シリーズではスポーツ史上最高レベルの売り上げがあったが、会場以外でも買えるように準備した。文化的な象徴として(出店は)渋谷を選んだ」と話した。
開店時には大谷のモノマネをする芸人の大谷似翔平、山本のそっくりさん山本申伸(やまもと・もうすのぶ)も、ユニホームを着用して来店した。K-PRO所属の芸人の山本は、本名が井出健介で、01年に春日部共栄(埼玉)の投手として背番号20でベンチ入りし、選手権埼玉大会のベスト4に入ったこともある。「2人でいろんなところに出られれば」と、開幕シリーズの盛り上げに一役買っていた。【斎藤直樹】