【欧州CL】リバプールGKアリソン「人生最高のパフォーマンス」神セーブ連発に決勝点の起点に

パリ・サンジェルマン対リバプール　試合後、勝利を喜ぶリバプールGKアリソン（ロイター）

＜UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）：パリSG0－1リバプール＞◇5日（日本時間6日）◇ラウンド16第1戦◇パリ

リバプール（イングランド）がアウェーでパリ・サンジェルマン（フランス）に1－0と先勝した。

勝利の立役者はブラジル代表GKアリソン（32）だった。シュート数はリバプールの2本に対し、パリSGは28本。試合開始から86分は嵐のように相手シュートを浴びながら、神懸かり的なセーブを連発した。防いだ枠内シュートは9本。まさに守護神というべき活躍で、ゴールを許さなかった。

そして後半42分の決勝点の場面でも、正確なロングボールを最前線のFWヌニェスに送り、MFエリオットの決勝点が生まれた。文句なしのMVP獲得となった。

TNTスポーツのインタビューに「おそらく私の人生で最高のパフォーマンスだった。（スロット）監督は、パリとの対戦がいかに難しいか、彼らのボールさばきがいかに優れているか、そして苦しむ覚悟をしなければならないと語っていた。我々は何が起こるか分かっていた」とコメント。

さらに「チームが全力を尽くしてくれるからこそ、私の仕事は楽になった。そして最後にハーベイ（エリオット）が登場してゴールを決めた。我々にとっては素晴らしい物語だったし、素晴らしい夜になった」と充実した笑顔で振り返った。