DeNA対広島 5回表広島2死、渡辺から空振り三振を奪い、雄たけびを上げる篠木(撮影・江口和貴)

<オープン戦:DeNA3-3広島>◇5日◇横浜

DeNA三浦大輔監督(51)が、ドラフト2位の篠木謙太郎投手(22=法大)を絶賛した。

篠木は4回に3番手で上がり、オープン戦初登板。4回は1死から四球を出したが、後続を抑えた。5回も続投し、末包、林、渡辺と3者連続空振り三振。最速は149キロ。2回無安打1四球無失点だった。

試合後の三浦監督の篠木に関する一問一答は次の通り。

-篠木投手、どうだった

良かったですよ。球の切れも、腕の、投げっぷりもね。回またぎもしてくれて。ボールの走りも、スライダーの、変化球の切れも非常に良かったと思います。

-下(2軍)では竹田投手が投げた。新人たちがインパクトを刻んでいるのでは

今、言った通りです。良かったなと思いますね。(打者が)分かってて、真っすぐいって、空振りもとれてましたし。変化球も、いいところから、打者が手を出しそうなところから、しっかりといいコースに投げ切れてましたし。投げっぷり良かったですよね、そういう印象です。

-新人の競争はまだまだ続く

うん、競争はずっと続いてます。変わらずです。終わることはないです。終わってもらったら困ります。

-篠木投手は初のハマスタでいい投球だった。開幕1軍に近づくのでは

いいもの見せてくれたんでね、それは近づきますよ。まだこれで決めたわけではなくね、いいものを出し続けてくれているんでね、楽しみな選手だなと思って見ていますけど。

-大学までは先発。リリーフ適性は

それを今、見ているところです。きょうもね、途中からいった中でも良かったですし。回またぎもね、2イニング目、逆に2イニング目の方がボールの走りも、変わらずにいい球を投げてましたから。まだあまり決めつけずに見ていますけど。

-本人はイニング間に修正したと言っていた。適応できるのは評価できる

適応できるというよりもね、そういうの、試合中でも瞬時にできるというのが、適応力というのは、順応力というのは必要ですから。そういうのを持った選手だなと思いますし。きょうは抜群の切れで、この(低い)気温の中でも、声出してましたからね。気持ちも、気合も入ってたかなと思います。

-中継ぎにいないパワーピッチャーでは

そう? 堀岡もパワーピッチャーだよ。

-ライバルが増えている中で、使い道が多い

ルーキーでこれからどうなるか分からない。先発もリリーフもあまり決めつけずに見ているところでね。マウンドに上がったところで、本当に一生懸命腕を振って、投げっぷりもいいですし、打者に向かっていく姿勢は非常にチームに勇気を与えてくれる投球をしてくれてますし。ルーキーで怖いもの知らずと言われるかもしれないですけど、どんどん向かっていけばいいんですよ。打たれたらまたそこで考えたらいいですし。あの姿勢を崩さずにね。きょう、あのボールを見ていても、次の攻撃に勢いをつけてくれるようなマウンドでのしぐさ、投球でしたね。

-2イニングは予定で

予定通りですよ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】ドラ2篠木謙太郎3者連続空振り三振快投「勇気与える投球」三浦監督絶賛/一問一答