【巨人】田中将大がカブス戦登板 巨人と阪神だけ対戦 杉内コーチ「投手陣はガチで抑えにいく」
米通算78勝のマー君が“夢のエキシビションマッチ”に臨む。巨人田中将大投手(36)が5日、ジャイアンツ球場で行われた全体練習に参加。16日に東京ドームで行われるカブス戦に登板することが決定した。杉内投手チーフコーチは「グリフィンからのマー君」と起用を明言した。15日ドジャース戦では、開幕投手のエース戸郷が先発。カブス戦では開幕2戦目予定の左腕グリフィン、3戦目の田中将が続く。
ヤンキースで7年間プレーした右腕は、日米通算200勝達成まであと3勝。前回登板の2日ヤクルト戦では2回2安打無失点と好投し、開幕ローテ入りを手中に収めた。かつて対戦した米球団との最終調整で弾みをつける。カブスとは11年ぶりの対戦となる。大リーグ1年目の14年4月16日と5月20日に登板し、通算2試合で1勝1敗、防御率1・93と好投している。
巨人と阪神だけが対戦できる、特別な試合。杉内投手チーフコーチは、若手にとって経験の場とした上で「投手陣はガチで抑えにいくと思います」と大リーガーと対戦経験のある3本柱に大きな期待を寄せた。【佐瀬百合子】