【阪神】今季初の甲子園オープン戦は黒星 デュプランティエ、伊藤将司と投手陣が苦戦…
<オープン戦:阪神4-7中日>◇5日◇甲子園
阪神が今季初の甲子園でのオープン戦に臨み、打線が反撃を見せるも黒星を喫した。
敗戦の中で存在感を見せたのは、高卒4年目の前川右京外野手(21)だった。3点を追う2回、先頭で中日涌井の直球を振り抜くと、打球は左翼スタンドポール際へ吸い込まれた。
これで2月22日楽天戦(金武)以来となる、今春の実戦3本目となる本塁打。さらに3回2死で右翼へ二塁打、5回先頭で中前打を放ち、この日は3打数3安打1打点と快音を響かせ続けた。
一方で、この日は投手陣が苦戦。ビーズリーが体調不良のため先発を回避し、新外国人のジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)が先発。初回に中日板山にソロを浴びるなど、2回3安打3失点。ともに開幕ローテ入りを目指す2番手伊藤将司投手(28)も連打を浴び、3回6安打3失点を喫した。
3番手の岩崎優投手(33)は6回に登板し、1回を9球で完璧に抑えたが、7回に登板した新外国人のニック・ネルソン投手(29)は先頭の福永に中前打を浴び2死一塁から、暴投に3連続四球を出して1失点。3アウト目が取れずに降板となった。
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