レッズとのオープン戦に初登板し、3回を2安打無失点に抑え、拳を握りしめるドジャース佐々木(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース4-2レッズ>◇4日(日本時間5日)◇アリゾナ州グレンデール

ドジャース佐々木朗希投手(23)が、故郷へ送った寄付への思いを語った。

故郷の岩手・大船渡は、19日から大規模な山林火災が発生。今も消火活動が続いている。大船渡市は4日、佐々木から災害見舞金1000万円と寝具セット500組が、佐々木から寄付されたことを発表した。

この日がオープン戦初マウンドとなった佐々木は3イニングを46球、2安打2四死球5奪三振で無失点。故郷にとって明るい話題に「まずは自分のことに集中して。これからも積み重ねてやるしかない」と語った。自身も11年3月11日の東日本大震災で被災。寄付内容はその経験に基づいているか、という問いには「そうですね。自分なりに考えて。あとは一応足りているかどうかを確認した上で、(寄付)させてもらいました」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 佐々木朗希、山林火災の故郷・大船渡への寄付は「自分なりに考えて」自身も東日本大震災で被災