南野拓実(2024年11月撮影)

日本代表MF南野拓実(30)が所属するモナコと1年の契約延長について合意したと、4日付フランス紙レキップ電子版が報じている。

同紙は「モナコは戦力のベテラン選手の確保を続けている。我々の情報によると、モナコのクラブは、日本人MF南野拓実と、2027年6月までの1年の契約延長について合意に達した」と伝えた。

また、南野について「モナコの戦力で、唯一の30代の選手である元リバプールの選手は、22年の夏にモナコにやって来た。フィリップ・クレマン監督の指揮の下、適応の1シーズンの後、14-15年ザルツブルクで知り合ったアディ・ヒュッター監督の就任後、この日本人は変身した」と紹介。「ヒュッター監督の就任以来、全64試合で26ゴールに絡んでいる(15ゴール、11アシスト)。今シーズン、ヒュッター監督に4番目に多く起用された選手で、モナコの過去最近の4試合で3ゴール2アシストを記録している」とその功績をたたえた。

さらにレキップは「秋の不調の後、11月のインターナショナル・ブレイク後に数試合休養を余儀なくされた日本代表で65キャップ(24ゴール)の保持者(南野)は、ここ2カ月の間に完全なフィジカルの状態に戻っている。彼が2ゴールを決めた日、10月22日レッドスター戦(5-1)で1ゴール2アシストを記録した、2月15日ナント戦(7-1)までは、決定的な活躍はなかった。今シーズンは11ゴールに絡んでいる」と説明した。

同紙によると、南野の契約延長は、今シーズン、マグネス・アクリウシュ(28年7月まで)、アレクサンドル・ゴロヴィヌ(29年10月まで)、スングトゥ・マガサ(29年12月まで)に続くもので、ヒュッター監督もまた1月初頭に27年6月まで契約を延長している。【松本愛香通信員】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 南野拓実がモナコと27年6月まで1年の契約延長合意 レキップ電子版報じる