カブス鈴木誠也(2024年9月11日撮影)

巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)が4日までに公式YouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」を更新し、カブス鈴木誠也外野手(30)とのコラボ動画をアップした。

収録は年末にされたもの。メジャー3年目を終えた鈴木が、昨季衝撃を受けた怪物投手にパイレーツで11勝を挙げた22歳右腕のポール・スキーンズを挙げた。「あれはやばいですね。一択しかないかも」と即答。上原氏も「テレビでしか見たことないけどあれはやばいね。瞬きしている間にミット入ってる」と大きくうなずいた。

ポール・スキーンズは160キロ台直球を連発し、スライダーとスプリットとシンカーを混ぜた球種スプリンカーを駆使する剛腕。

上原氏は「球種をみんなちょっといろいろ増やしすぎ。(スプリンカーは)俺が投げてたやん!俺の勝手に取るなよなあ名前」と突っ込むと、鈴木が「(スキーンズは)スピードがある」とすかさず反論。「オイ!コラ!」と球速ではなくボールのキレと制球力が持ち味の先輩をいじった。

スキーンズのスプリンカーは直球と大差のない約157キロを計測する。

「ツーシームとは違う?」と上原氏の問いかけに対し、「ちょっと違いますね。回転がスプリットみたいにブルブルしながらシンカーで落ちてくる」と解説。「そんなん絶対打てないやん」と上原氏が突っ込むと、「打てないです。何回も三振している。直球と同じスピード感なのでシンカーと思って打ちに行くとスッと落ちて軌道がズレる」と鈴木。昨季の対戦で捉えた打球もあったが逆風でフェンス手前で押し戻されてしまったという。

上原氏も「これからどこまで行くんだろう」と新人賞獲得の22歳右腕へ期待を込めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 カブス鈴木誠也が怪物認定した22歳右腕「あれはやばい」「瞬きしている間にミットに」上原氏