藤浪晋太郎、中3日で大乱調から修正し1回無失点 今季オープン戦初無四死球でピンチ切り抜ける
<オープン戦:マリナーズ-ガーディアンズ>◇3日(日本時間4日)◇アリゾナ州ピオリア>
マリナーズとマイナー契約を結んでいる藤浪晋太郎投手(30)が、今季オープン戦3度目の登板で修正力をアピールした。
1点リードの7回にマウンドへ上がり、1回1安打、無四死球、無失点で好投。
先頭を初球95・4マイル(約153キロ)の直球で遊ゴロ。次打者にはカウント2-0から96・5キロ(約155キロ)の直球を捉えられ、二遊間に抜けるかという当たりを二塁手が好捕も、投げられず1死一塁に。
続く打者を84・5キロ(約135キロ)のスライダーで内野ゴロ打ち取って、併殺完成かと思われたが二塁手が一塁へ悪送球。その間に走者が二塁へ進塁した。
なおも2死二塁のピンチを背負ったが、最後の打者にはカウント2-2から96・5キロ(約156キロ)の直球で中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。
この日は14球を投じ、最速は98・4マイル(約159キロ)。
オープン戦初登板となった2月23日のダイヤモンドバックス戦は1回無安打無失点と好投。前回27日のジャイアンツでは2/3回を投げ3四死球4失点と大乱調だったが、中3日で修正力を発揮し、今季オープン戦で初の無四死球を記録した。