入団会見に臨み、写真に納まるDeNAバウアー(撮影・江口和貴)

DeNAに復帰したトレバー・バウアー投手(34)が3日、横浜市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。主な一問一答は以下の通り。

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-ハマスタやベイスターズファンについて

ハマスタに戻ってくることができて光栄に思ってます。またファンのみなさまの熱い応援、熱狂も覚えてますし、自分の名前が書いてあるタオルも覚えております。そういったことを楽しみに感じています。

-横浜はどんな街か

横浜の街は私にとっては第2のふるさとに感じてます。多くの見慣れた顔や場所、いろんな良い体験をさせていただいた。戻ってこられてうれしいですし、多くのファンの方々と街でお会いできることを楽しみにしています。

-対戦したい打者

まず対戦したいのは友人でもある(ヤクルト)村上選手かなと。(23年に)2本の本塁打を打たれてしまったのでリベンジしたいと思います。ただ日本にはたくさん素晴らしい打者がたくさんいますし、新しい選手もたくさんいると思いますし、特に日本で名をはせるような選手と対戦したいと思ってます。

-力を認めていた中日細川との対戦への思い

細川選手とは対戦したくないですね。またホームラン打たれるんじゃないかと。まあ冗談ですが、彼もまた素晴らしい選手なので彼との対戦を楽しみにしています。

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-23年より進化した部分

23年に習得した球種であるスプリットは2年の時を経てより良い精度に仕上げてきました。他には打者とのタイミングをズラすような投球技術を得てきました。これは(現ドジャース)山本選手と球宴での会話からのひらめきからヒントを得ました。また昨季プレーしたメキシコは高度が高い地域で、なかなか変化球を意図するように投げられませんでした。日本は湿度が高くて、より球が動く環境になると思うので、自分の球種や配球をより良くすることができると思います。

-去年、巨人がリーグ優勝。補強も積極的に行っているが印象は

もちろんジャイアンツという球団は素晴らしい球団だと思います。一昨年は4位でしたけど、厚みのあるチームだと思ってます。対戦相手としては強敵だと思いますが、ただそれはグラウンドに出てみないと分からないことです。私たちベイスターズも強いチームだと思っています。

-合流初日には同僚に「質問があれば何でも聞いて欲しい」とあいさつしていた

すでにいくつか、とても素晴らしい質問をしていただいて、いいスタートを切れたんじゃないかなと思います。投球内容や技術のこと、球種の握り方とかいろいろな話をしました。他にはメンタル的なことで、例えば試合の結果が悪かったときのメンタルの保ち方とか。内容はYouTubeにあげようと思いますのでご確認いただければと思います。

-ファンにメッセージ

皆さんにお会いすることを楽しみにしています。ハマスタに来られるファンの方だけでなく、日本全国にいらっしゃる野球ファンのみなさんと接点を持てることを楽しみにしてます。自分が勝つ姿を皆さんに見ていただきたいと思います。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】バウアー、対戦したいのは「友人のヤクルト村上選手」対戦したくないのは…/一問一答