【“選抜”推しメン】健大高崎のトム・クルーズ!?「10人目の野手」高須賀天丸が初聖地で大役担う
<18日開幕センバツ企画:“選抜”推しメン>
18日に開幕する第97回選抜高校野球大会(甲子園)を控え、日刊スポーツ東西アマ野球担当記者による“選抜”推しメンを紹介します。春の甲子園に集う多彩な顔ぶれにスポットを当て、出場校の知られざる一面をお伝えします。
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【健大高崎(群馬) 高須賀天丸(そらまる)内野手(2年)173センチ、70キロ】
三塁コーチとして得点を左右する大役を担い、その貢献度は「試合に直接関われなくても、10人目の野手のように戦ってくれている」(加藤大成主将)と仲間の信頼も厚い。「勝つための役割をもらえた」と昨年5月から始め、新チームからは公式戦でも務め、関東大会準Vに貢献した。
憧れの存在は昨年のセンバツで、同じ役目を担当し優勝に貢献した1学年先輩の金井俐樹(りき)さんだ。「コーチャースボックスから誰よりもほえて、感情むき出しにチームを引っ張る姿がかっこよかった」とまぶしかった。最近見た映画「トップガン マーヴェリック」を気に入って、米軍エリート飛行士たちが命がけで任務を全うする姿に刺激を受ける。主演のトム・クルーズばりに、背番号13が初の甲子園でテイクオフする。